ITコーディネータの懇談会(情報交換会)に初参加しました。
ノーコードツールでアプリケーション開発をしよう、というテーマで若手の企業内ITCの方が講演されました。RPAにはじまり、ランディングページ、契約書管理、目標管理、資料管理など、無料のノーコードツールを使って80ほどの企業内アプリケーションを開発されているそうで、RPAは延べ2万時間の作業時間削減効果が出ているそうです。元々、システムエンジニアではない方で、自分たちでここまで出来るという実践経験は、大変参考になりました。
成功のポイントとして、野良システム・野良ツールが乱立しないよう(そんな言い方するんですね)統率するチームが必要で、6名チームでしっかり開発~運用まで、情報システム部とは別にチーム編成して管理しているそうです。また、肝は「業務フローを統一ルールでしっかりドキュメント化する(仕様書というよりは、要件定義書に近いイメージでOK)」ことだそうで、それをそのままノーコードで作れるので、要件・構成管理をしっかり行うことが大事、と強調されていました。ここは、システム化の前段として、診断士としても業務の整理やしくみ化でご支援できそうな部分です。
Pleasanterという無料ツールを紹介されたので、余裕がある時に自分でもトライしてみようかと思います。